『ハンドメイド好き主婦のクリエイター活動の始め方』 第一回「はじめの第一歩、どんな方法で作品を販売すればいい?」


ハンドメイドの作品を作るのは大好きだけど、販売となると自信がない・・・。
作った作品を販売してみたいけど、やり方がわからない。

作品を作って、自分で使って楽しんでいたところから一歩踏み出し、自分で作ったもので誰かに喜んでもらいたい、誰かに手に取ってもらいたい、そんな気持ちを抱えて悩んでいる人、いませんか?

私も、数年前はそんな気持ちを抱えて、悩んでいた時期がありました。

でも、クリエイター活動のはじめの一歩は、思った以上に簡単に踏み出せます。
順風満帆な道ではないけれど、楽しいこと、嬉しいこと、そしてたくさんの出会いが待っている。そんな、素敵なクリエイター活動のはじめの一歩、この連載で背中を押せれば、と思います。

さて、クリエイター活動・ハンドメイド作家活動を始める、つまり、自分の作品を誰かにお金を出して買ってもらう。そのための方法は、いくつかあります。

手に取って貰う喜びが実感できる、『直接販売』

まず、お店のように直接対面で販売する、直接販売。直接販売の方法としては、

  • ●各地で行われている、ハンドメイド・クリエイター系のイベントに直接参加する
  • ●フリーマーケットに参加する

といったものが考えられます。もちろん、いきなり自分のお店を持つ。家族や知人がやっているお店で販売させてもらう。なんて方法も無くは無いですが、あまり一般的ではないと思うので、まずは誰でも始められるであろう、この二つをご紹介します。

直接販売のハンドメイドイベント

ハンドメイド系のイベントは、ここ数年でとても増えてきています。ホールや催事場などの会場を借りて行う室内のものから、神社の境内や公園を借りて行う野外のもの、また雑貨店やカフェがイベントとして行うものや、個人宅で行われる自宅ショップなど、大規模なものから小規模なものまで、数多く開催されています。

また、毎年行われているビックサイトの「デザインフェスタ(イベントレポ)」など、「趣味」ではなくクリエイターの「プロ」を目指す人が多く集まるイベントもあります。

そして、最も身近なのが、フリーマーケットでしょうか。最近は「手作り可」「手作りブース」と掲げるフリーマーケットもあるくらい、「フリマで手作り品を売る」ことは多くなっているようです。

ただ、基本的にフリーマーケットは不要品を売る、というイベントなので、ハンドメイド好きのお客さんが集まるとは限りません。手作り品でも値切られる、高すぎ!と驚かれる、なんて話も聞きます。ハンドメイド系のイベントよりは、参加への気持ち的ハードルは低いですが、出店後の満足度はハンドメイド好きのお客さんが来てくれる、という意味では、ハンドメイド系のイベントの方が満足度が高いかもしれません。それでも、定期的に開かれるフリマに定期的に参加し、ファンを獲得しているクリエイターさんもいますので、自分はどんなイベントが合うのか、色々参加してみて、わかってくるのかもしれません。

いずれにせよ、目の前で自分の作品を手に取って貰う。たとえ買ってもらえなくても、可愛い・素敵と声をかけてもらえる。そんな経験は、作品作りの大きな励みになると思います。

直接販売が難しい人には、『委託販売』

次に、自分では直接販売せず、作品を預けて販売して貰う、委託販売があります。委託販売には、

  • ●手作り品を扱う、雑貨店やカフェ、美容院などに置いてもらう
  • ●レンタルボックスに委託する
  • ●ハンドメイド系のイベントで、委託作品を募集しているところに委託する

などの方法があります。
レンタルボックスというのは、棚一段、ボックス一つなどを、自分のスペースとして借り、そこに作品を置いて販売してもらうお店のことです。たくさんの人達の作品が棚に並び、お店の人が自分の代わりに販売してくれるというわけです。

委託販売のお店

いずれも、他の人の手に作品販売をゆだねることになりますので、「委託料」として売上の数十パーセント、または、月額で委託料、ボックスレンタル料などがかかってきます。また、委託の場所が遠方で直接納品に行けない場合、作品を送ったり戻してもらう際の送料や、売上等の振込手数料などが必要となってくることもあります。

忙しくてイベント参加は難しい、近くにイベントが無い、作品がそんなにたくさんは作れない、そんな人にはまず、委託販売から始めてみるのも良いかもしれません。

パソコンが苦手でなければ簡単に『インターネット販売』

そして、最近最も充実してきて、最初の一歩のハードルが低くなったと感じるのが、インターネット上での販売です。

  • ●ハンドメイド品販売サイトへ登録・販売
  • ●オークションでの販売
  • ●自分のネットショップを開設

数年前だと、ネットでハンドメイド品を販売したいと思ったら、オークションに出品するか、自分でネットショップを開設するしかなく、ちょっとハードルが高いものでした。

インターネット販売tetote

でも、最近はtetote(http://tetote-market.jp/)などハンドメイドに特化した販売代行サイトが多数登場し、写真を登録するような感覚で作品を登録し、決裁部分はサイト側が代行。自分は注文が入ったら、その住所へ作品を送ればOK。後は、手数料を引いた作品の代金が指定の口座に振り込まれる、という、とても気軽に作品販売を始められるサイトが多数登場しています。

オークションでの販売や、ネットショップの開設も、すでにオークション経験がある人や、ブログやホームページを立ち上げた経験がある人には、それほどシステム的には難しいものでは無くなっています。ただ、ネットショップに関しては、法律的なことも勉強していく必要が出て来ますので、ちょっとハードルが高いですね。

いずれにせよ、直接販売ほどではないですが、お客さんの反応も受け取りやすく、また、委託販売ほどの手数料やお客さんとの距離感がない、両者のいいとこを合わせ持つのが、インターネット販売だと思います。相手の顔が見られない、というネット特有の不安感はもちろんありますが、その点を考えても最初のステップとして、気軽で魅力的だと感じる人は多いのではないでしょうか。

作品の販売方法としては、以上のものが代表的なものとして考えられると思います。
それぞれ、利点や欠点、本人の向き不向きがあると思いますので、自分に合った方法が見つかると良いですね。

次回は、イベントの探し方やハンドメイド関係のサイトの紹介など、より具体的なクリエイター活動の為の情報収集の方法をご紹介します。

音々【ライター紹介】
音々~nene~ えお
小学生二人の子供を持つハンドメイド好きな主婦。
幼稚園準備の袋作りからハンドメイドにはまり、色々なものに挑戦中。
約3年前から委託・イベント参加などの作品販売活動を開始し、主にヴィンテージカボションを使ったアクセサリーを販売しています。