2011/10/08~12/08 「生誕125年 萩原朔太郎」展

10月 ’1112月
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「生誕125年萩原朔太郎」展

詩人・萩原朔太郎(1886~1942)

青年時代、朔太郎は近代の新しいメディアと西洋文化の奔流のなかで立体写真や映画、マンドリン演奏などに傾倒し、多彩な表現活動を行いました。また、第一詩集『月に吠える』は誌の革新性とともに、版画家・田中恭吉と恩地孝四郎との共同作業による画文一体になった美しい書物としても近代詩上に画期的な詩集でした。本展ではデザイン・音楽・写真などに多彩な想像力を発揮した朔太郎のマルチアーティストとしての側面に光を当てます。

第二詩集の『青猫』以後、実生活での苦しい経験を受け、朔太郎の想像力は次第に日本の風景を荒れ果てた「地方」として眺めていきます。晩年の『氷島』では、そのなかで帰るべき場所や未来への希望を見いだせない自己の喪失感と、それを正面から受け止める力強い意志を漢文調の文体にこめてうたいました。晩年を過ごした世田谷の地で朔太郎の自筆原稿やノート、愛用品、関連する美術作品などを一堂に会し、現在の日本に生きる人間にとって、朔太郎の詩の言葉がもつ力をあらためて問います。

 

会期:

2011.10.08~12.04(毎週月曜日休館)

場所:

世田谷文学館

料金:

一般      700円

高・大学生  500円

小・中学生  250円

シニア     350円